ROSCon JP 2025の前日である2025年9月8日(月)に、ROS(Robot Operating System)に関するワークショップを開催します。
ワークショップには別途で参加費が必要です。 ROSCon JPの参加登録時点で「9/8,9両日」の参加オプションを選択し、参加を希望されるいずれかのセッションを選択してください。ワークショップのみの参加はできません。
参加申込は各セッションの定員までの先着順で受け付けます。 申込後のキャンセルや参加セッションの変更はできません。
今年度はワークショップ内容の公募を行いました。以下の3つを採択し、2025年9月8日(月)にパラレルセッションで実施します。
ワークショップA:AIジェスチャー認識・人体ボディ認識によるロボット駆動
本ワークショップでは、ROS 2/Humble上でAI画像認識によるジェスチャー判別でのロボット制御(ロボットのカメラに向かって手で指示をするとロボットが動く)、人体ボディ認識によるロボット制御(ロボットが人体を判別して追いかけてくる)を行います。
詳細は以下をご覧ください。
ワークショップB:Autowareで始める自動運転開発入門
本ワークショップでは、ROS 2とAutowareを用いた自動運転開発に関する講習会を実施します。Autowareを軸とした座学と実践的な演習を通して、自動運転システム構築に役立つROS 2の機能から、シナリオを用いた自動運転のシステム評価までを幅広く学びます。
詳細は以下をご覧ください。
ワークショップC:ROS 2とモデルベースデザイン(MBD)の実践入門
モデルベースデザイン(MBD)は、開発対象を数式などのモデルで表現し、シミュレーションを活用して設計や検証を行う開発手法です。従来の実機検証中心の開発では、不具合の発見が後工程に偏り、修正コストが高くなる課題がありました。MBDを用いることで、開発の初期段階からシミュレーションによる検証が可能となり、不具合を早期に発見・修正できるメリットがあります。
MBDはこれまで主に制御設計分野で利用されてきましたが、近年ではロボティクス分野での活用が期待されており、ROS 2との連携がますます重要になっています。
本講習会では、MBDの基礎をはじめ、移動ロボットのモデリング、MILS(Model In the Loop Simulation)による仮想試作・検証、さらにROS 2と連携した並列実行(SILS/RCP/HILS)の一連の開発ワークフローを学びます。開発ツールとしては、MATLABおよびSimulinkを使用します。
詳細は以下をご覧ください。