ROSCon JP 2024 のプログラム・タイムテーブルを公開しました!
基調講演
ROSコミュニティを牽引する世界のトップリーダーをお招きします。講演は英語で行われますが、質疑も含めて日本語との同時通訳を提供する予定です。
- Vicky Brasseur 氏 (Open Source Advocate)
- Chris Lalancette 氏 (Intrinsic, ROS プロジェクトリーダー)
講演
ROSCon JP 2024はシングルトラックで運営されます。 プログラム委員会での審査により12件の提案が採択されました。
発表内容の詳細はタイムテーブルをご参照ください。
他にも、ライトニングトークのセッションを通じてコミュニティのメンバーに発信する機会があります(午前の休憩時に発表者受付・先着順となります)。
ROSCon JP 2024のプラチナ/ゴールドスポンサー様
【プラチナスポンサー】
エヌビディア合同会社
【ゴールドスポンサー】
アナログ・デバイセズ
サイバーエージェントAI Lab
SEQSENSE
ティアフォー
ZettaScale
(2024年7月10日時点)
一般社団法人ROSConJP
発起人 Geoffrey Biggs、江頭宏和、中川友紀子、近藤豊、高瀬英希
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基調講演の詳細を掲載しました!
基調講演は英語で行われますが、質疑も含めて日本語との同時通訳を提供する予定です。
基調講演1:将来世代のニーズの支えへ
Vicky Brasseur氏はフリーソース/オープンソースの提唱者、企業戦略家であり、講演者としても国際的に評価されています。20年以上にわたるソフトウェア開発のチームリーダーと技術マネージャの経験に基づいて、様々な企業でオープンソースに対する理解を深めるための活動を行っています。作家としても活動しており、代表作には「Forge Your Future with Open Source」と「Business Success with Open Source」があります。オープンソースに関する幅広い記事を発表しており、個人のブログ「 {anonymous => ‘hash’};」ではオープンソースとビジネスの交点について語っています。
概要:
1987年に公表されたブルントラント報告書は「サステナビリティ」(持続可能性)を「将来世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすこと」と定義しました。それ以来、持続可能性というコンセプトは一般社会にも浸透し、持続可能な農業や持続可能な製造業といった幅広い分野に広がってきました。しかし、持続可能性が注目されているよりもはるかに大事な分野がオープンソースソフトウェアです。本講演では、オープンソースソフトウェアが持続可能でないことから直面するリスクについて説明します。そして、オープンソースエコシステムがより持続可能的になるために行われている活動と、私たちがそれについて貢献する方法について語ります。
基調講演2:2024年におけるROSの現状
Chris Lalancette 氏 (Intrinsic, ROS プロジェクトリーダー)
Chris LalancetteはROSプロジェクトのプロジェクトリーダーです。現在の所属はIntrinsic, Inc.であり、フルタイムでROS開発を行っています。2022年までの6年間はOpen Source Robotics CorporationでROSの開発や促進にも関わりました。OSRCの前には企業での掃除機ロボットの開発やLinuxソフトウェアへの貢献に携わっていました。
概要:
ROSのエコシステムは巨大で、活力的で、そして絶えず成長しています。本講演では、2024年後半時点のROSの現状を議論します。これからのROS 1とROS 2の見通し、最新のROSディストリビューションであるJazzy Jaliscoの新機能、次のディストリビューションであるKilted Kaijuの最新の開発情報、またROSエコシステムの利用に関する様々なデータを紹介します。そして、プロジェクト構造の大きな変化であるOSRAへの移行についても話します。
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